dbx搭載 RS-M270X [家電]
1981年頃にテクニクスから発売されたカセットテープデッキ、RS-M270X。
dbxはこのデッキに搭載されたノイズリダクションシステムで、小さな音のレベルを上げ、大きな音のレベルを下げて録音し、元に戻して再生することで、ダイナミックレンジ110db、SN比92dbを実現したというもの。
再生時に小さな音のレベルを下げるのでテープのヒスノイズは聞こえなくなり、大きな音はレベルを下げて録音するので音割れしにくいという論理。
実際、dbxをONにして再生するとボリュームを最大にしてもテープのヒスノイズは全く聞こえないほどだった。
NR切換にdiscとあるのはdbx規格で録音されたレコードを再生するためのものだが、そのレコードは買ったことは無かった。
十数年前にリールを駆動させるローラーが空回りするようになり、MDが出てきた事もあって使わなくなっていた。
バラしてグリースアップすれば使えそうだが、結構な手間になりそうなので、今のところは手を出す気になれない。
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